初めて焼き魚のグリル使った

いまは実家から少し離れた祖父母宅でほぼ一人暮らしに近い生活を送っているんだけども、夕飯は原則実家でとらなきゃいけないってルールがあって本当は帰らなきゃいけなかったんだけど、今日はなんだか夕飯作りに没頭したい気分だった。昨日、今日は食事を出来合いのものですませて料理をしてなかったので料理欲がたまってたってのもあるんだけど、それ以上に今日は少しイヤなことがあって、こういうときは料理に没頭するのが少なからず救いになるので、適当に理由をつけて夕飯は自分で作ることにした。

当初はペスカトーレを作る予定だったんだけど、スーパーに入ってショッピングカートを押してるうちに気が変わってしまった。和食っぽいのが食いたいと思った。
無償に野菜のたくさん入った味噌汁が食べたくなった。さいきんチューリップを出汁にするのがマイブームになっていてるので出汁はそれにして、なんだか大根食べたい。にんじんが冷蔵庫にあったはずだ。それとなにか適当に葉野菜を買おう。メインは何にしようか。豚バラか牛肉を適当に味付けして炒めたものにしようかとも思ったけど、ワンパターンなのでやめた。海鮮コーナーにいくと、真鯵が目についた。以前住んでたところのスーパーは魚の品揃えが悪く、鯵は滅多に見かけなかったのでこれにしようかと思ったけど、ふと視線を移すと、鯖の切り身、半額の文字が。これにしよう。半身が二つだからひとつは今日塩焼きにしてもう一つはあした鯖の味噌煮にでもしよう。どちらも作るのは初めてだ。魚料理はそんなに頻繁には作らない。

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台所の灯りが切れていて、暗い。グリルを使うのは初めてて、ちゃんと使えるかなと火を試しにつけてみる。中を覗き込むと魚をのせる網の周りを火が取り囲んでいて、こういう構造だったのかと初めて知る。

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鯖を扱うのもそれを焼くのも初めてで、どうすればいいのとGoogleで検索してみる。塩鯖でない真鯖なら、臭みをとるためにまず塩をふって4、5分放置したあと出てきた汁を拭き取るらしい。じゃあとりあえず鯖の下準備をしといてその間に味噌汁の用意をしとこう。
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鍋にチューリップを五個ほど。
大根、人参、菜っ葉を適当な大きさに切る。
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具沢山にしたいので水は少なめにいれる。食材にかぶるよりすこし少なめくらい。

火をいれる。鯖に取り組む。キッチンペーパーで水分を拭き取ったあとグリルに投入。
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うむ。

その間にサラダを作っておく。レタスをちぎり、アボガドをサイコロ状に。ゴマドレッシングを作る。スリゴマ、砂糖、料理酒、醤油を混ぜ合わせる。ほんとはマヨネーズ入れるんだけど忘れてた。

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ちょうどそれくらいに鍋がぐつぐつ湧き始める。味噌は、、、気持ち少なめ。食材の味を楽しみたいのと塩分が気になるから。味噌を濃ゆくして一緒くたに煮てしまうとそれぞれの食材もあったもんじゃない。

味噌を溶かしたところでグリルの中の鯖をみる。いい感じに焼けている。

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味噌汁を器に盛り、大葉をちらす。大葉のトッピングは単なる思いつき。

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濃いめの味に慣れた舌には味噌汁は少し薄かった。味噌汁の味噌の加減が難しいなと思う。食材の味を活かしながら旨くつくれないかと思う。

とりあえず料理本やクックパッドを見てからメニューを決めなくても、とりあえずスーパーをまわりながら頭でメニューを構成できる程度にはなったんだけど、ちゃんと身についているレシピの数はまだまだ少なくて、とくになにも考えなくても作れるレシピの習得数だけじゃなくて、盛り付けだとか食材の切り方だとか、それと盛り付ける器についてだとか、はたまた食材費をおさえながら美味いものを作るテクニックだとか、まだまだ伸ばせる余地はたくさんある。

もっと精進せねばと思う。