ゴーヤーチャンプルー

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久しぶりに島豆腐を使ったが、こんなにも旨かったのかと少し驚いた。今回は包丁で切らずに手でちぎったのだが、こっちの方がワイルドで美味い気がする。舌に触れる表面積が増えるからだろうか。手でちぎったほうが凸凹して油がからまるからかも知れない。
島豆腐は生で食っても旨い。ほのかな甘みがある。醤油とかいらない。
親父に言わせると、昔の島豆腐はもっと甘みがあったらしいが、思い出補正が入ってるんじゃねぇかなぁと密かに思っている。
肉は三枚肉の塊を短冊状にして使ったが、赤身:脂肪:皮の特に皮の部分が切れにくい。というか俺の100均包丁では切れなかった。結局、赤身と脂肪と皮に分解して皮以外は短冊状に、皮はそのまま一枚どかっと炒めることになった。
皮は、硬い。これは美味しくないだろうなと思って炒め終わって皿に盛り付ける前に皮だけくってしまったが、独特の食感が思いのほか旨かった。

ゴーヤーは5mm幅に切って塩と少しの砂糖で下ごしらえをした。砂糖を使うことで味の絡みと風味が良くなるらしいが、普段ゴーヤーを使わないのでよくわからない。

炒める時は、まず水を切った豆腐をサラダ油で焼き目がつくまで炒め、いったんフライパンから取り出し、今度は胡麻油でゴーヤーを炒める。ゴーヤーだけ胡麻油を絡ませることで風味が増すらしい。それでいい感じになったらゴーヤーを取り出し豚肉を投入。軽く炒めたら島豆腐とゴーヤーを投入してチャンプルーする。馴染んだら醤油小さじ2を絡ませたら完成。
島豆腐と豚の脂身の甘味がいい仕事をしていた。

半身だけ使ったので、ゴーヤーがあと半分残っている。何に使おうかはまだ決まってない。さすがに連続でゴーヤーチャンプルーはちょっと飽きるので他のモノに使う。

炊飯器の中の炊き込みご飯が少しベチャッとしてきた。炊飯器が安物らしく、少し時間が経つとご飯がベチャッとするのだ。いい炊飯器が欲しい。

味噌汁は、小松菜、椎茸、油揚げ。この組み合わせはさっぱりしていて、良かった。というか、味噌を少なめに入れてみた。俺はほっとくと味を濃いめにする癖があるらしい。いつもより味噌は少なめのほうが具の味が楽しめて旨かった。
ただ味噌を少なくすると今度は青臭さが出てくる。昨日のカブなんかはそうで、だから昨日は味噌を多めにいれたんだけども、次の日(味噌汁は二食分作る。料理を一人分だけ作るのはなかなか難しいことなのだ)には青臭い匂いが出てしまっていた。それでとりあえずチューブの生姜を足して臭みを消し、半ば無理矢理胃に流し込むこととなった。野菜は、青臭さをどうするかが結構難しい。