友達がきたから無慈悲にメシをつくってやった

f:id:pinza0604:20160601213703j:plainf:id:pinza0604:20160601213714j:plainf:id:pinza0604:20160601213647j:plainシーフードをこれでもかと投入したトマトパスタと、多量のバターと牛乳で脂質攻めにしたクラムチャウダーを死ぬほど胃袋に詰め込んでやった。

おまけに大量のハチミツをかけたホットケーキで大幅にカロリーオーバーさせてやった。

ざまぁみろ。

現実逃避の弁当作り

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(ロモサルタードもどきとフレンチトーストとかいう奇妙な組み合わせ)



本当はすべて投げ出して逃げ出したいのだけれども、弁当を作って一時的に現実逃避することでグッとこらえる。
トマトの鮮赤色やレタスのみずみずしさは、目にも鮮やかだし、ひとつひとつの作業が積み重なってひとつの作品(?)になるのは、自己効力感につながる。自信を取り戻す。

自暴自棄にならずにここで踏みとどまれたのは、良しとしよう。自分を褒めてあげよう。俺えらい。えらいぞ俺。

もっかいチャレンジする。闘う。

初めて焼き魚のグリル使った

いまは実家から少し離れた祖父母宅でほぼ一人暮らしに近い生活を送っているんだけども、夕飯は原則実家でとらなきゃいけないってルールがあって本当は帰らなきゃいけなかったんだけど、今日はなんだか夕飯作りに没頭したい気分だった。昨日、今日は食事を出来合いのものですませて料理をしてなかったので料理欲がたまってたってのもあるんだけど、それ以上に今日は少しイヤなことがあって、こういうときは料理に没頭するのが少なからず救いになるので、適当に理由をつけて夕飯は自分で作ることにした。

当初はペスカトーレを作る予定だったんだけど、スーパーに入ってショッピングカートを押してるうちに気が変わってしまった。和食っぽいのが食いたいと思った。
無償に野菜のたくさん入った味噌汁が食べたくなった。さいきんチューリップを出汁にするのがマイブームになっていてるので出汁はそれにして、なんだか大根食べたい。にんじんが冷蔵庫にあったはずだ。それとなにか適当に葉野菜を買おう。メインは何にしようか。豚バラか牛肉を適当に味付けして炒めたものにしようかとも思ったけど、ワンパターンなのでやめた。海鮮コーナーにいくと、真鯵が目についた。以前住んでたところのスーパーは魚の品揃えが悪く、鯵は滅多に見かけなかったのでこれにしようかと思ったけど、ふと視線を移すと、鯖の切り身、半額の文字が。これにしよう。半身が二つだからひとつは今日塩焼きにしてもう一つはあした鯖の味噌煮にでもしよう。どちらも作るのは初めてだ。魚料理はそんなに頻繁には作らない。

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台所の灯りが切れていて、暗い。グリルを使うのは初めてて、ちゃんと使えるかなと火を試しにつけてみる。中を覗き込むと魚をのせる網の周りを火が取り囲んでいて、こういう構造だったのかと初めて知る。

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鯖を扱うのもそれを焼くのも初めてで、どうすればいいのとGoogleで検索してみる。塩鯖でない真鯖なら、臭みをとるためにまず塩をふって4、5分放置したあと出てきた汁を拭き取るらしい。じゃあとりあえず鯖の下準備をしといてその間に味噌汁の用意をしとこう。
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鍋にチューリップを五個ほど。
大根、人参、菜っ葉を適当な大きさに切る。
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具沢山にしたいので水は少なめにいれる。食材にかぶるよりすこし少なめくらい。

火をいれる。鯖に取り組む。キッチンペーパーで水分を拭き取ったあとグリルに投入。
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うむ。

その間にサラダを作っておく。レタスをちぎり、アボガドをサイコロ状に。ゴマドレッシングを作る。スリゴマ、砂糖、料理酒、醤油を混ぜ合わせる。ほんとはマヨネーズ入れるんだけど忘れてた。

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ちょうどそれくらいに鍋がぐつぐつ湧き始める。味噌は、、、気持ち少なめ。食材の味を楽しみたいのと塩分が気になるから。味噌を濃ゆくして一緒くたに煮てしまうとそれぞれの食材もあったもんじゃない。

味噌を溶かしたところでグリルの中の鯖をみる。いい感じに焼けている。

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味噌汁を器に盛り、大葉をちらす。大葉のトッピングは単なる思いつき。

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濃いめの味に慣れた舌には味噌汁は少し薄かった。味噌汁の味噌の加減が難しいなと思う。食材の味を活かしながら旨くつくれないかと思う。

とりあえず料理本やクックパッドを見てからメニューを決めなくても、とりあえずスーパーをまわりながら頭でメニューを構成できる程度にはなったんだけど、ちゃんと身についているレシピの数はまだまだ少なくて、とくになにも考えなくても作れるレシピの習得数だけじゃなくて、盛り付けだとか食材の切り方だとか、それと盛り付ける器についてだとか、はたまた食材費をおさえながら美味いものを作るテクニックだとか、まだまだ伸ばせる余地はたくさんある。

もっと精進せねばと思う。



ゴーヤーチャンプルー

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久しぶりに島豆腐を使ったが、こんなにも旨かったのかと少し驚いた。今回は包丁で切らずに手でちぎったのだが、こっちの方がワイルドで美味い気がする。舌に触れる表面積が増えるからだろうか。手でちぎったほうが凸凹して油がからまるからかも知れない。
島豆腐は生で食っても旨い。ほのかな甘みがある。醤油とかいらない。
親父に言わせると、昔の島豆腐はもっと甘みがあったらしいが、思い出補正が入ってるんじゃねぇかなぁと密かに思っている。
肉は三枚肉の塊を短冊状にして使ったが、赤身:脂肪:皮の特に皮の部分が切れにくい。というか俺の100均包丁では切れなかった。結局、赤身と脂肪と皮に分解して皮以外は短冊状に、皮はそのまま一枚どかっと炒めることになった。
皮は、硬い。これは美味しくないだろうなと思って炒め終わって皿に盛り付ける前に皮だけくってしまったが、独特の食感が思いのほか旨かった。

ゴーヤーは5mm幅に切って塩と少しの砂糖で下ごしらえをした。砂糖を使うことで味の絡みと風味が良くなるらしいが、普段ゴーヤーを使わないのでよくわからない。

炒める時は、まず水を切った豆腐をサラダ油で焼き目がつくまで炒め、いったんフライパンから取り出し、今度は胡麻油でゴーヤーを炒める。ゴーヤーだけ胡麻油を絡ませることで風味が増すらしい。それでいい感じになったらゴーヤーを取り出し豚肉を投入。軽く炒めたら島豆腐とゴーヤーを投入してチャンプルーする。馴染んだら醤油小さじ2を絡ませたら完成。
島豆腐と豚の脂身の甘味がいい仕事をしていた。

半身だけ使ったので、ゴーヤーがあと半分残っている。何に使おうかはまだ決まってない。さすがに連続でゴーヤーチャンプルーはちょっと飽きるので他のモノに使う。

炊飯器の中の炊き込みご飯が少しベチャッとしてきた。炊飯器が安物らしく、少し時間が経つとご飯がベチャッとするのだ。いい炊飯器が欲しい。

味噌汁は、小松菜、椎茸、油揚げ。この組み合わせはさっぱりしていて、良かった。というか、味噌を少なめに入れてみた。俺はほっとくと味を濃いめにする癖があるらしい。いつもより味噌は少なめのほうが具の味が楽しめて旨かった。
ただ味噌を少なくすると今度は青臭さが出てくる。昨日のカブなんかはそうで、だから昨日は味噌を多めにいれたんだけども、次の日(味噌汁は二食分作る。料理を一人分だけ作るのはなかなか難しいことなのだ)には青臭い匂いが出てしまっていた。それでとりあえずチューブの生姜を足して臭みを消し、半ば無理矢理胃に流し込むこととなった。野菜は、青臭さをどうするかが結構難しい。

日々の営み

家事とは毎日毎日同じことの繰り返しで、その点でシーシュポスに課せられた罰のようなモノだけれども、その中に美しさを見出せれば苦にならないんだろうなと思う。


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炊き込みご飯を作ろう、と思いたった。
少し前の自分にとって炊き込みご飯とはスーパーに売っている"炊き込みご飯の素"を使ってしか作れないモノだった。
ところが、よしながふみの「きのう何食べた?」を読んで、意外と簡単に出来ることを知った。

普通に米をとぎ、いつものように二合なら二合分の水を加えたあと、醤油と酒を1:1の量加えればいい。二合ならおたまの約2/3くらい。そしてキノコ類だとか根菜類だとかを適当な大きさに切ってぶち込んで炊く。
今のところ醤油と酒の量さえ押さえておけば、失敗したことはない。

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具材も、「入れ過ぎかな?」くらいがちょうどいい。
炊けば米が膨らんで、量的にいい塩梅になる。

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今日は魚が食いたかったので、タラの切り身を買ってきた。
本当は一匹まるごと捌きたかったが、どうも良さそうな魚が無かった。
今日は早めの時間に行ったので、いい魚があるかなと思ったんだけど、、、、
魚が欲しければやっぱり市場にいくしかないらしい。

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白菜の浅漬けも作ってみた。

味噌汁は小松菜とカブで、味噌汁に使いきれなかったやつは、これもまた浅漬けにした。これは明日にでも食べる。


本当に家事ってもんは面倒くさいもんで、今日部屋を綺麗にしても、一週間後にはまた汚くなる。

明後日親が来るらしいので、とりあえず綺麗にはしておくが、今の俺には「親に怒られるから」以上の理由が、掃除をすることに対して、ない。

掃除をすることに喜びを感じられる様になったらなぁ、、、と思うが、多分、「やらされてる」感がある内は無理だろうと思う。
掃除という仕事を「自分のモノ」にすることだと思う。

家事のなかでかろうじて料理は「楽しい」と思えるので、ズボラでだらしなくて、後先考えない行き当たりばったりの無軌道な生き方をしながらも、どうにか料理を橋渡しにして、「ちゃんとした」生活には首の皮一枚でつながってるカンジだ。いや、本当はもう崩壊してるんだけども、料理を橋渡しにして、どうにかちゃんとした生活を築きあげられないかと模索している。

「料理は楽しい」というのは、料理のレベルはそこまで高くないとしても、自分にとっては疑い様のないことで、「なぜ部屋を清潔に保たなければいけないの?」「なぜ毎日規則正しい生活を送らなければいけないの?」「なぜ生きなければならないの?」というような疑問を持たなくてすむ数少ない場所だったりする。

「なぜ?」という疑問を持った時点で、本心ではもはやその行為は行いたくないと感じているのだと思う。
だから、「なぜ?」に道徳や世間一般で言われているところの理由を説いたとしても無意味なのだと思う。
唯一の解決法は、「なぜ?」が出てこないほど、強度のある「実感」を得ることだと思う。

「実感」というのは、一朝一夕で得られるモノではないと思う。試行錯誤する過程と、言語化の過程が必要だと思う。
「自炊は節約になるから」「自炊が出来れば異性にもてるから」などといった単純な利害を超越した何かを発見し、自分のモノにすることだと思う。

利害なんてものは突き詰めていけば無意味でしかない。節約をしてどうする。異性にモテてどうする。「なぜ?」を繰り返していけば、無意味に落ち着く。

岩を山頂に押し上げてはまた落っことしまた山頂に押し上げる、罰の無意味さを超越するには、岩が転がり落ちて行く時に感じるしばしの解放感に充実感を見出し、麓に下って行く時の風景に美しさを見出すしかないのだと思う。

とろろ芋は茶色い部分を徹底的に削ぎ落とすべきだと習得した。

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とろろをご飯にかけて食ったんだけども、店で食うような真っ白じゃなくて、なんだか魔界めいた食いもんになった。まぁうまかったけどさ。
人が見ていないのでぐしゃぐしゃーっと混ぜてワイルドにズルルーっと食った。誰も見ていないからこそこんな食い方が出来るんですが、他人が見たらドン引きですわ。

他の人の料理ブログを覗くがみんなオシャレだ。
俺もオシャレになりたい。
人目が無くてもトロロご飯をエレガンスに食える人になりたい。
「このトロロは◯◯産で有機栽培で作られたもので、卵は地元産でEM飼料で育てられた鶏を(中略)ですのよ〜オホホ」とかそんなロハスだかエレガンスだかわからないけどそんな人にわたしはなりたい。
多分無理。

話変わるけど酒を飲んでいない。
こないだ1人飲みで記憶が無くなるまで飲んでしまったからだ。
スマホには撮った覚えのない自撮り画像が保存されていた。

記憶が無くなって何しでかすかわからなくて怖いってのもあるんですが、それ以上にこんな飲まれ方したらお酒が可哀想だろうと思って謹慎中です。
酩酊を求める飲み方はいかんなぁと思います。

記憶がぶっとぶ飲み方をする一週間くらい前にあんまり人がいなさそうなバーに文庫本持ち込んでそれ読みながらワイルドターキーの12年をちびちび飲むっていうのをやったんですが、あれが今までの飲み方で1番良かったかもしれません。酒量こそ30mlと少なめ(バーの前にもんじゃ屋でビールとハイボール一杯ずつ飲んだけど。あれ、それなりに飲んではいるか、まぁいいや。)なんですが、ありゃあ飲み終わったあと最高の気分でしたね。
いい酒の飲み方は酒量と関係ないんだなぁと気がつきました。
とりあえず酩酊を求めてアホみたいに飲むのは辞めようと思います。酒を飲み始めた頃は酩酊状態になるのが楽しくて、しかも飲める酒量と大人度は比例するっていう謎信仰を持っていたんですが、そんなわけないことはいい加減理解できたし、それにもう酩酊状態になるってのはどういうことか理解できて新鮮味も無くなってきたし。


あー、あと初めて浅漬けってもんを作りましたね。大根なんですが。あれ、簡単なんですね。もっと複雑なもんかと思ってましたよ。てっきりぬか漬けみたいに何週間もつけたりするもんかと。浅漬けはいいですね。手軽にもう一品野菜が摂れますし。

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オイスターソースって万能ですね。
ちょっと前に簡単なおでんの作り方流行ったじゃないですか。オイスターソースと塩だけってやつ。あれ作ったんですがもうコンビニのおでんは食えないですね。食えないってのは言い過ぎですがあんな簡単なレシピであそこまでの旨味が出るのは脅威ですよ。

で、チャーハンにも使ってみたらやっぱ美味かったですね。今までは味覇だったんですが、今はもう卒味覇してます。

今日はシーフードミックス使って、ネギ、玉ねぎ、オイスターソース、酒、粗挽きコショウ、バジル、豆板醤で。
豆板醤ないと甘くなり過ぎてダメですね。


昨日の夜にシーフードミックスのエビを餌にして歩いて10分の護岸で釣りしたんですが釣れませんでしたね。
魚はシーフードミックスのエビは食わないのか。食えよ。シーフードミックス。

こないだは
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こいつが釣れたんですが、小さいし、鱗も硬くて、あんま美味しくなさそうだなーと思って逃がしたんですが、調べたら結構美味いらしいですね。イットウダイって言うらしいですが。

あーでも捌くのめんどーだなー。まーそれなりにデカイの釣れたらちょいと料理してみようと思います。

トンカツ

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雑さが目立つ。
キャベツの千切りが難しい。パン粉が上手くつかない。油の最適な温度と量がわからない。そもそも揚げ物なん滅多にしないので少量の油しか使いたくない。あと部屋の空気が油っぽくなってしまうのが嫌だ。

家事全般、というか万事について俺はこなすのが雑で、そこんとこどうにか改善出来ないかなと最近思っている。